仏の嘘は方便と言う。
武士の嘘は武略と言う。
百姓の嘘などはかわいいものだ。
うむ。超絶ブラック企業「魔王信長カンパニー」の実質的ナンバー2として、多忙な日々を送り心身ともに疲弊しきっている「みっちゃん」の姿が思い浮かぶ。
そりゃ、ハゲるよ。
言葉の通りそのままであるが、簡単に説明をしてみます。
知恵が回る仏(坊主)をやり込めようとすると、方便(都合のいい言い訳)を言って手間がかかる。
武士の嘘というものは、それはもはや武略(計略)であり末恐ろしい。
それらに比べれば、無害な百姓がつく嘘というものはかわいいものだ。
こんな解釈でよいと思います。
明智光秀 独白
独白1 | いやぁ、マジキツイんすよ丹波平定。あそこは山間の窪地に無数の地侍が縄張りあってて日々謀略やダマシ討ちが・・・。 |
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独白2 | 徳川家康さんの接待に鮒寿し出したんだけど、「おいキンカン頭、料理が腐ってるわ!」とか信長様がブチ切れだしてさー・・・。(これだから田舎者は・・・あ、イカンイカン) |
独白3 | それに比べれば、百姓の嘘なんてかわいいもんだよね。「年貢、うっかり納め忘れましたー」とかさぁ。 |
というのは冗談で。(笑)
実際の所、明智光秀は領民に対して慈悲深く、彼の統治する領内の領民に慕われていたと伝わります。
少し皮肉を込めた言葉ではありますが、彼の慈悲深さが伝わってくる名言ですね。
最期は落ち武者狩りの領民に殺されてしまったわけダガー。