以前、仕事先(企業)を選ぶ上で何が大事なのかについての記事を読んだことがある。
そこには大きく3つのポイントがあるとされる。
皆、自分の適正に合った仕事を選んでいるかと思いますが、人には向いている仕事・向いていない仕事があります。人と接する仕事が好きな人(社交的)、誰かとチームを組んで目標達成するのが好きな人(外交的)、コツコツと集中して何かに取り組むのが好きな人(内向的)など、性格によってかなり適性が分かれると思います。
内向的と書いてしまうとマイナスイメージを抱くかもしれませんが、日本人の多くは接客業よりも専門職・技術職の方が向いているように思います。(勝手な推測)
ちなみに私も技術タイプです。(笑)
「好きなこと」で仕事を選んでも、性格によっては長続きしない。逆に、好きでもないことで長続きする仕事も全然ある。
給料が高いか、休日が多いか、残業は少ないか、社会保障は充実しているかなど。
家族を養えるかなど、自己犠牲の上で職業を選ばざるを得ない人も多い。
こればかりは入ってみないと分からない。(不確定要素)
社長の考え方は重要だと思う。
ただし、それ以前に上司や同僚に合わない人が居て、結果として仕事を辞めてしまうケースは多い。
これらの3つの要素を「柱」と捉え、仕事が続くかどうかの指標とする。
3つの柱のうち、2つが欠けてしまうと仕事を辞めたくなってしまうという。
ちなみに私は転職を2回経験しているが、その時どうだったかを振り返ってみたい。
20代の頃の話なので、「考えが甘い」と感じる人も多いかもしれない。
1つめはIT企業でのプログラミング職。
グループ企業向けに営業支援システムなるものを作っていました。プログラミング職は私と適性が合ったため、あまり悩みを抱えることなく数年間過ごしました。
ただ数年後、インフラ周りの部署に「人手不足」という理由で異動させられてしまい、転職を考えるようになりました。「会社の意向に従わざるを得ない」というサラリーマンの弱い立場も、この時身に染みて感じました。
部署の業績が伴わないから、若手から順にどんどん他の部署に飛ばして上を守るような、そんな人事のやり方も「大人ってホント汚いわ」と思った。
この会社については、「1. 仕事内容」が変わってしまうことに対してすごく抵抗があり転職を決意したので、柱が1本欠けたことがきっかけになります。(人生初の転職)
ちなみに「給与面」も良くなかったようだ。というのも、転職してきた人や人事労務を知っている人は「割と地元じゃ有名企業なのに給与が低すぎるよね」と愚痴をこぼしていたのを耳にしたことがある。(私は新入社員なのであまりよく分からず)
2つめは大学事務職です。
「サラリーマンって不遇な存在なんだなぁ」と少し鬱を抱えながらの転職だったので、とにかく「2. 給与などの待遇」が良い企業(団体)に転職しました。
「あまり深く考えずに淡々とサラリーマンをやろう」と心に決めて仕事をしましたが、結局この転職は失敗に終わりました。
「2. 給与などの待遇」は非常に良かったですが、「1. 仕事内容」と「3. 人間関係」があまり良くない職場でした。(パワハラが多く、精神的に潰される人が多い職場だった)
柱が2本欠けた状態ですね。
(まだ戦えたと当時を振り返るが、メンタル的にも色々限界が来ていたな・・・)
私の場合は、柱が1本欠けてもダメだった。特に「1. 仕事内容」の柱が欠けるのは一番痛いように思う。
「3. 人間関係」がダメなのも辛いよな。
私の同僚には「家族を養えないから」という理由で転職する人も居たので、ほんと転職理由はそれぞれだと思います。
すげー真面目に書いてしまった(笑)。ちょっとした人生のトラウマなんだよなぁ。