よく「日本を訪れる訪日外国人観光客の数は年々増加の一途を辿り・・・」なんてニュースを耳にすることがあるかと思います。「これって適当に言ってんじゃーの?」と思うかもしれませんが、どうやら統計的にもマジで訪日外国人観光客が増えているらしい。
2018年には、日本を訪れた外国人の数が初めて3,000万人を突破。それを記念するセレモニーが2018年12月18日、関西国際空港で行われました。
2013年辺りからは対円ベースでの円安が持続しているので「円安効果か?」とも思いましたが、それ以上の要因が他にありそうだ。
じゃあ一体何が原因なんだろう。為替以外の要因では「SNSやユーチューブの影響」などが考えられますが、どうやら日本のアニメ「NARUTO-ナルト」効果が強いらしい。ナルトはあまり詳しくありませんが、忍者ネタのアニメであることは知っています。
(NARUTO-ナルトは週刊少年ジャンプで1999年~2014年まで連載)
海外ではドラゴンボールや美少女戦士セーラームーン、キャプテン翼などといった日本のアニメが放映されており、「アニメをきっかけにして日本を知った」「アニメソングの歌詞を知りたいから日本語を勉強するようになった」などの理由で日本に興味を持つ外国人が爆発的に増えているようです。
特にフランスでは日本のコスプレイベントも開催されており、フランス人が日本のアニメをたいへん評価していることは知っているかもしれません。
こういった海外における日本アニメブーム、2000年代初頭からのナルト連載などによって、2000年代から日本に訪れる訪日外国人観光客が増えているらしいです。国土交通省による「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の影響がどの程度あるのかは良く分かりませんが。
愛知県では2016年3月8日~22日にかけて、観光PR大使として6名の忍者を募集しており、この募集に外国人が応募しまくっているらしい。
一週間で200件以上の応募が集まり、その85%が海外からの応募だった模様。
書類選考を通過した者のうち、オーディションに参加した24名(外国人4名、日本人20名)から、7名(外国人1名、日本人6名)が新メンバー候補として決定したと発表がありました。
忍者って、みんな好きなんだなぁ。(笑)
2000年代にはインターネットが驚異的に発展し、その過程でmixi、facebook、twitterといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)人口も増えていきました。
これらのSNSによって、個人レベルからも情報発信が可能になったため、より良いものはどんどん人に紹介され、日本の食文化や伝統文化といった「海外に誇れる文化」も、自然と広がっていったのだと思います。
YouTubeなどの動画サービスもそうですよね。最近、日本在住の外国人ユーチューバーが作った日本紹介動画を結構見るんですが、みんな「日本は良い」と言っています。これはお世辞じゃなく、金目当てのヨイショでもなく、本当にそう思っているようです。(動画再生数が稼げるという理由でヨイショしている人も居ますが)
日本って、世界全体で見ても、先進国内で見てもかなり高水準な生活ができる国だと改めて思います。YouTubeで外国人が日本について紹介する動画が増えていますが、広告目的を除いても、やはり紹介したいと思える部分が多い国なのだと思います。
私は海外在住経験がないから、当たり前のように日本での日々を過ごしていますが、比較ができる訪日外国人からすると、本当に良い国のようです。
ありきたりですが、日本に産まれて本当に良かったと思います。(現在の)