織田NOBU株式会社
最終更新日 2023/10/08

2009年大河ドラマ「天地人」 総評

一陪臣の身ながら、五大老の家康に喧嘩を売った越後の勇将「直江兼続」を題材とした作品。妻夫木聡(主演)、加藤清史郎(子役)。
サムネ

概要

越後の名門「上杉家」に仕え、動乱の戦国期から関ヶ原の戦い、徳川政権下の江戸時代を生き抜いた武将の生涯。

「軍神」上杉謙信や、主君の上杉景勝に仕え、上杉家の国政を一挙に担うほどの政治手腕を持つ。戦の采配にも優れ、知勇兼備の勇将として有名。

関ヶ原の戦いにおいて、徳川家康に送り付けた弾劾状「直江状」は、彼の代名詞ともなっている。

キャスト

武将 配役
直江兼続 妻夫木聡
直江兼続(幼少期) 加藤清史郎
お船(正室) 常盤貴子
上杉謙信 阿部寛
上杉景勝 北村一輝
上杉景虎 玉山鉄二
織田信長 吉川晃司
豊臣秀吉 笹野高史
淀 深田恭子
豊臣秀頼 中村倫也
前田利家 宇津井健
石田三成 小栗旬
徳川家康 松方弘樹
真田幸村 城田優
伊達政宗 松田龍平

う~ん・・・、しっくりこない!

人気武将をイケメン俳優で固めてる所とかもうね・・・。

吉川晃司の演じる織田信長は結構良かったです。吉川晃司は世代ではなく、歌手というイメージしかありませんでしたが、俳優業もなかなか良い。

原作・脚本

原作 火坂雅志
脚本 小松江里子

印象に残っているシーン

ドラマの印象に残っているシーンをピックアップ。

直江兼続
直江兼続

その鮮やかな政治手腕から、天下執柄の器量人と呼ばれる。

わしは こんなとこ来とうはなかった!

母親と引き離され、上杉景勝の小姓として仕えるために寺に預けられた時の、子役の加藤清史郎君が言い放ったセリフ。(もちろん創作)

これを機に子役熱が再燃し、お茶の間に子役ブームが流れ込む。

加藤清史郎君はCMで引っ張りダコとなる。

林泉寺山門(新潟県上越市)
林泉寺山門(新潟県上越市)

姉さん女房のお船

常盤貴子の演じる、姉さん女房のお船が良かった。(実際に歳も3つ上)

物語冒頭で出会っているものの、お船は他家(先代の直江家)に嫁ぐことに。嫁ぎ先は名門「直江家」であったが、直江家は当主の死により断絶の憂き目に逢う。

「直江家」を存続させるために、樋口兼続(主人公)を婿に迎える。

ここで樋口兼続改め、直江兼続が誕生する。

関ヶ原の戦い

なぜ、石田三成を小栗旬が演じたのか謎。イケメン同士で釣り合わせたのか?

奇しくも直江兼続と石田三成は同い年。家康を挟み撃ちにする策戦を立てるなど、直江兼続と石田三成は比較的仲の良い印象があります。

上杉家お得意の「義」を掲げて関ヶ原を戦うことに。

石田三成と直江兼続
石田三成と直江兼続

ハイライト(個人的なクライマックス)

直江状→関ヶ原の戦い。

まぁここがクライマックスでしょう。

一陪臣の身ながら、五大老の家康に対してその諸悪を弾劾した「直江状」。

この直江状がトリガーとなって、上杉征伐や関ヶ原の戦いが勃発します。

ところが、背後の伊達・最上がウザい、主君の上杉景勝が家康追撃を却下、関ヶ原の戦いが1日で終わってしまうなど、あえなく挟み撃ちは失敗に終わる。

徳川家康
徳川家康

総評(5.0点満点)

配役 3.0点
脚本 3.0点
総合 3.0点

可もなく不可もなく、無難に終わった大河ドラマという印象です。

イケメンばかりを採用する、NHK大河ドラマの視聴率獲得作戦が展開される。

直江兼続は、個人的にはやり手の証券トレーダーの印象です。

  • 越後領内の治政を一挙に担う。(官僚としてはワンマン)
  • 優れた政治手腕に太閤秀吉も惚れ込む。
  • 身内を殺され、「これでは足りない」と高い賠償金をせがむ遺族の首をはねる。

など、切れ者エピソード満載。

妻夫木聡さんは笑顔が素敵ですが、印象がふんわりし過ぎ・柔らか過ぎでした。