経済や金融関係
中国人による爆買いは喜ばしいこと? それとも・・・

中国人による爆買いという言葉が話題になった昨今である。GDP世界第二位、人口世界第一位(13億人)の超大国と化した中国は、日本の隣国ということもあって、日本への旅行客が増加の傾向を辿っています。

爆買いとは、中国人の裕福層を中心として、旅行の傍ら、信頼性の高い日本の電化製品や食品を大量に買い込んで帰るという行為を指します。大人が子供の頃に買えなかったお菓子を大量に買い込む「大人買い」という言葉もありますが、それよりももっと程度が大きい印象です。

「爆買い」というネーミング自体は、あまり良いとは思いませんね(笑)。何かイナゴの大群が発生して、日本の百貨店や家電量販店に襲い掛かって、去った後には米粒一つ残さない、みたいな(笑)。

隣国の超大国が外貨をガンガン落としてくれているので、日本国内の経済効果はかなり高く、恩恵を受けている企業や旅行代理店も多いと思います。

買い物

中国人が、日本国内の不動産買占めを活発化させたら怖いよな

かつて日本が不動産バブルに沸いていた1980年代後半、日本人によるアメリカ不動産の買占めなどが話題になりました。1989年には日本の不動産会社である三菱地所がニューヨークにある高層ビルロックフェラー・センターを買収、1991年には日本の実業家である横井英樹がエンパイア・ステート・ビルディングを買収しています。

エンパイア・ステート・ビルディング

日本経済の象徴ともいえる、東京の巨大な不動産ビル群を、中国人実業家によって買い占められる時代が来るかもしれません。

いやぁ・・・、何か気持ち悪くて嫌だよね。

これからも強まる中国の影響

中国は、GDPでは今や日本を追い抜いてアメリカに次ぐ世界第二位位にまで登りつめていまが、為替市場においては人民元の評価はまだまだ低いように感じます。人民元の為替レートが見直されて人民元高-円安が進行すると、今後もさらに中国人の爆買い行為は活発化すると予想されます。急激な円高を招いたプラザ合意のような事態は起こらないとは思いますが、まだまだ人民元安いですよねぇ。

人民元

円安は外国人旅行者にとっては喜ばしく、安くて信頼性・品質の高い日本製品を求めて外国人旅行者が増え、外貨流入が見込めます。また、貿易面においてもアメリカよりも中国に依存する形が増えていくように思います。

日本は中国を侵略した歴史を持ち、未だに中国とは外交上上手く行ってはいません。日本政府は、中国軍が力を付けていることにも警戒をしていますし、諸外国の警告を無視して強引に推し進めている南沙諸島の問題もあります。

現在、日本の軍事力ではおそらく独力では中国軍に勝てません。

爆買いによって大量の外貨を落としていってくれることは歓迎ですが、日本国内不動産の買占め、外交上の衝突、中国軍の強大化が非常に怖いと感じる昨今です。特に中国軍の脅威に関しては集団的自衛権を強化して、アメリカ軍との連携をもっと強めた方がいいんじゃないの? ということで憲法改正には、どちらかといえば肯定派です。

非常にデリケートな問題なので、どちらかといえば、程度ですが。

日本はここ数百年、ロシアという大国の脅威に晒され続けてきた歴史を持ち、日本の近代史は大国ロシアに対する防衛の歴史でもあるわけですが、近年では、ロシアの影響よりも中国の動静に左右されるようになってきています。東アジア情勢、ひと昔前とは大分勢力図が変わってしまったなぁ。