会津若松砲術師範「山本家」の長女、山本八重の生涯。
女性の身でありながら砲術に長け、戊辰戦争の折には鶴ヶ城に籠城。女スナイパーと化して敵軍の攻城を食い止める。
後半生は新島襄と結婚し、夫の設立した同志社大学の経営に携わる。
武将 | 配役 |
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新島八重 | 綾瀬はるか |
川崎尚之助 | 長谷川博己 |
新島襄 | オダギリジョー |
山本覚馬 | 西島秀俊 |
樋口うら | 長谷川京子 |
山本時栄 | 谷村美月 |
山川浩 | 玉山鉄二 |
徳川慶喜 | 小泉孝太郎 |
松平容保 | 綾野剛 |
孝明天皇 | 市川染五郎 |
岩倉具視 | 小堺一機 |
西郷隆盛 | 吉川晃司 |
大山巌 | 反町隆史 |
吉田寅次郎 | 小栗旬 |
藤田五郎 | 降谷建志 |
山本八重ははじめ、川崎尚之助と結婚する。その後、新島襄と再婚し、新島八重と名乗る。
綾野剛の演じる常に真剣な表情の、全く笑わない松平容保が印象に残っています。まぁこの人の心中を察すれば、全く笑えない展開に巻き込まれてますしね。
吉田寅次郎(松陰)役で小栗旬が出演していますが、記憶に全くない。
原作 | なし |
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脚本 | 山本むつみ |
ドラマの印象に残っているシーンをピックアップ。
この作品は、おおよそ二部構成に分かれています。
幕府・朝廷のために京都守護職として京都の警護に当たっていたのに、孝明天皇の崩御、目まぐるしく変わる京都の政変を経て、いつの間にか朝敵になっていた会津藩。
全く笑えない展開に巻き込まれてしまった会津藩主・松平容保。
綾野剛の終始シリアスな演技が良かったです。
本作最大の見せ場。(制作費も結構掛けている)
新政府軍により朝敵とみなされた会津藩は、戊辰戦争で新政府軍と対峙することになる。
砲術師範の娘として、日々鍛錬を重ねてきた八重。
八重の本格的な実戦として描かれたのが、この鶴ヶ城の籠城戦です。
八重は男勝りな性格で、同志社大学の学生から「鵺(ぬえ)」と恐れられていた。
そんな八重の姿に、ジェントルマン襄はこんな言葉を残している。
新島襄、カッコええがな。
鶴ヶ城の籠城戦。
今まで培ってきた砲術の腕を存分に発揮。敵兵を狙撃する女スナイパーの八重がカッコいい。映像も力が入っています。
この鶴ヶ城の籠城戦で第一部が完結し、新島襄と歩む第二部の大学設立編へと移行します。
配役 | 4.5点 |
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脚本 | 4.5点 |
総合 | 4.5点 |
普通に面白かったです。
幕末~明治モノは今まであまり観ていませんでしたが、最後まで完走できました。
視聴率が落ちたら、NHKのテコ入れとして「八重(綾瀬はるか)のお風呂シーン」とか期待していましたが(笑)、そんな必要もなく視聴率も安定していたように思います。
良い意味で「大河ドラマっぽくない親近感」を持てました。
明治初頭の大学設立に関する歴史も学べたので、後半の展開も飽きませんでした。
彼女は見た目は決して美しくはありません。(ド直球)
ただ、生き方がハンサムなのです。
私にはそれで十分です。